よくあるご質問(Q&A)
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受診者の皆様へ

健康診断でよくあるご質問をまとめました。

健診前日まで

Q1現在妊娠中です。健診を受けることは可能ですか?

妊娠中(または妊娠の可能性あり)でも健診は受けて頂けます。
ただし、以下の検査は受けられません。

【妊娠中】 【妊娠の可能性があるとき】
×X線検査(胸部・胃部) ×X線検査(胸部・胃部) 放射線被ばくを極力避けるため
×肺機能検査
×腹部触診
×腹部超音波検査
×腹部触診
×腹部超音波検査
腹部の圧迫を避けるため

Q2現在授乳中です。健診を受けることは可能ですか?

授乳中でも健診は受けて頂けますが、以下の検査は受けられません。
該当検査を受診予定の方は受付スタッフにお申し出ください。

×乳がん検査(マンモグラフィ) 乳腺が発達しており、圧迫による痛みを感じ、乳汁が出ます。
また、全体が白く映りやすく、正確な診断が困難なため、当機関の委託機関では検査をお断りしています。

Q3健診日と月経が重なってしまいます。健診を受けることは可能ですか?

月経中でも健診は受けて頂けますが、以下の検査は受けられません。

× 子宮頸がん検査 月経中の出血により、十分な観察ができないため。
× 便潜血検査 陽性の場合、月経中の出血と消化管出血との鑑別ができないため。
検尿は、月経中でも必ず採って提出してください。労働安全衛生法上、必須の検査項目(尿蛋白、尿糖)があります。

Q4胸部、胃部X線検査の被ばくが心配です。また、妊娠中とは知らずに検査を受けてしまったのですが、胎児に何か影響が出てしまうのではないか心配です。

胸部、胃部X線検査の被ばく量はいずれも少ないので、毎年検査して頂いても問題ありません。
妊娠中(または妊娠の可能性あり)の方には極力被ばくを避けるために検査を控えて頂いていますが、
万が一、検査後に妊娠が分かっても胎児(胎芽)に影響が出るほどの被ばく量ではないのでご安心ください。

Q5検便を1日分しか採れませんでした。検査の実施は可能ですか?

2日法と比べて精度は下がりますが、1日分のみでも検査の実施は可能です。

Q6検便の1日目と2日目を間違えて採ってしまいました。健診結果に影響はありますか?

健診結果に影響はありません。検便容器に採取日をご記入の上、提出ください。

Q7検便は何日前から採っても良いですか?採便後は、どこに保管しておけば良いですか? 

健診当日を含む5日以内に採って、冷暗所に保管してください。
採ってから5日以上経過している場合や、保存場所が高温だった場合、偽陰性となる可能性がありますので 提出しないでください。
※偽陰性…実際は陽性で精密検査が必要だったものが、陰性になってしまうこと。

Q8便秘症で3日以上排便がないのですが、胃部X線検査は受けて良いでしょうか?

検査前3日間排便がない場合、胃部X線検査は受けられません。
身体の中に長い間とどまったバリウムは固まってしまい、腸に穴が開く場合もあり危険です。
検査後のスムーズな排便のために、検査前にはできるだけ便秘を解消しておいてください。

Q9検査項目の変更は可能ですか? 

所属の企業・団体から指定された検査項目につき、変更はできません。
妊娠中のX線検査など、検査できない場合を除き、原則、所属の企業・団体より指定されたすべての検査を受けて頂きます。
個別の事情による検査項目のキャンセルの可否については、企業・団体ごとに方針が異なります。
必ず所属先の健康診断の担当者に相談の上、担当者から変更の連絡をして頂くようお願いします。

健診当日

Q1当日の飲食の制限はありますか? 

胃部X線検査・腹部超音波検査のある方

健診予定時刻の10時間前より絶飲食で健診を受けるようにしてください。 ただし、水に限り健診2時間前まで1回200mlまで飲んでもかまいません。

血液検査のある方(特殊健診のみの場合を除く)

血液検査のうち、血糖、中性脂肪は直前の食事の影響を受けて高値となりますので、健診予定時刻の10時間前より絶飲食で健診を受けるようにしてください。
ただし、カロリーのない飲料(水、お茶)は飲んでもかまいません。

胃部X線検査、腹部超音波検査、血液検査のない方

食事・水分摂取とも制限はありません。

Q2食事制限が必要な検査がありますが、飲食してしまいました。健診を受けることはできますか? 

飲食された時間や量、内容により、胃部X線検査、腹部エコー検査は受けて頂けない場合があります。
健診車にて、健診スタッフにご相談ください。
血液検査については、検査の実施は可能です。ただし、血糖、中性脂肪は、食事の影響を受けて高値になりやすいため、要再検・要精査・要医療等の判定となることがあります。ご了承ください。

Q3健診当日の薬の服用は可能ですか? 

胃部X線検査、腹部超音波検査、血液検査のない方

通常通り服用可能です。

胃部X線検査、腹部超音波検査、血液検査のある方

血糖を下げる薬など、必ず食事に合わせて服用するものは服用しないでください。
心臓の薬、血圧の薬は必ず服用してきてください。
健診当日の、その他の薬の服用に関しては主治医の先生にご相談ください。

Q4消毒薬のアルコールにアレルギーがあります。他の消毒薬に変更は可能ですか? 

ノンアルコール消毒綿を常備しています。検査前に健診スタッフへお申し出ください。

Q5当日の喫煙は可能ですか? 

胃部X線検査のある方の当日の喫煙は控えてください。喫煙により、バリウムが胃壁に付着しにくくなります。
また、健診受付30分前以降の喫煙は、血圧を上昇させるため控えてください。

Q6健診時にはどのような服装で行けば良いのでしょうか? 

定期健康診断は、上半身はTシャツ1枚で検査を行います。
無地のTシャツを着てお越し頂くか、ご持参ください。
健診バスの着替えコーナーは椅子1脚分程度のスペースです。着脱しやすい服装でお越しください。

Q7パーカーやトレーナーでの健診は可能ですか?

パーカーやトレーナーなど厚手の服で血圧を測ると、測定値が高く出る場合があります。
できるだけ正確に測定するために、Tシャツでの健診をお願いします。

Q8ストッキング、タイツは着用したままでも検査は可能ですか?

心電図検査はストッキング・タイツを着用したままでの検査はできませんので、脱いでいただく必要があります。
X線検査にてできるだけ正確な判定を行うために、スポーツブラやブラトップなど、金具のない下着も
含めて着替えの際には脱いでください。

Q9ネックレス、腕時計などの装飾品や湿布剤はつけたままでも良いですか?

ネックレスは胸部X線検査で異常陰影に見えることがあります。
診察でも首の触診や聴診の妨げになりますので外してください。
腕時計は、胃部X線検査のある方は検査中の破損のリスクを避けるため、外してください。
湿布剤は、X線検査で影として写る可能性があります。できるだけ正確な判定を行うため、外してください。

Q10普段コンタクトレンズを使用していますが健診では眼鏡の方が良いですか?

普段コンタクトレンズを使用している場合は、そのまま装着してお越しください。
ただし、眼圧検査・眼底検査のある方は、検査前に外して頂く場合がありますので、念のため外せる準備(コンタクトレンズケース)をしてきてください。

Q11胃部X線検査を受けるのですが、便秘症なので下剤を多めにもらうことは可能ですか? 

下剤を追加でお渡しすることは可能です。検査後に健診スタッフへお申し出ください。

Q12胃部X線検査を受けた後、下剤はどのタイミングで服用すれば良いですか? 

健診項目の全ての検査を終了した後に、できるだけ早くコップ2~3杯の水にて服用してください。
なお、使用している下剤は、効果がおだやかに表れるタイプのお薬です。
検査後は、排便があるまでは、水・お茶をたくさん飲んで排便を促してください。
また、飲食をすることで胃腸が動き、便が出やすくなります。

健診後

Q1胃部X線検査の後、白いバリウム便はどれくらいで出ますか? 

個人差がありますが、検査当日から翌日にかけて排出されることが多いです。
真っ白な固形の便ではなく、白っぽい茶色の便や柔らかい液状の便で排出されることがありますが、心配ありません。
ただし、腹痛や腹部膨満感、吐き気などの症状が強い場合は医療機関(内科または消化器科)にご相談ください。

Q2胃部X線検査でもらった下剤を全て服用しましたが、まだ排便がありません。 どうすれば良いですか? 

下剤がなくなった場合は、市販薬(便秘薬・浣腸)を使用して頂いても構いません。
また、水・お茶等の水分をたくさん飲み、便意がなくてもトイレに座り排便を促してください。
ただし、以下に該当する場合は、早急に医療機関(内科または消化器科)を受診してください。
・腹痛や腹部膨満感、吐き気などが強い場合
・2日以上、健診後から全く排便がない場合

健診結果について

Q1健診の結果はいつ届きますか? 

2~3週間前後を目安に各企業・団体へ送付しています(所属先との契約により差があります)。
それよりもお急ぎの場合は、所属先の健康診断の担当者にご相談ください。

Q2検査結果の(-)は何を意味していますか? 

対象となる成分が検出されなかった(陰性)という意味です。検査項目によって基準値が異なりますので、結果通知書の判定やコメント、結果の見方を参照してください。

要再検査・要精密検査・要医療と判定された方へ

Q1精密検査・再検査等は絶対に受けないといけませんか? 

健康診断は疾病の早期発見・早期治療を促すことを目的としていますので、精密検査・再検査をお受け頂くことを強く推奨致します。必要な検査については、主治医の先生にご相談ください。

Q2精密検査・再検査等はどこで受ければ良いですか? 

所属の企業・団体から医療機関の指定がある場合はその医療機関で受診してください。
特に指定がない場合はお近くの医療機関に健康診断の結果と健康保険証を持参のうえ、受診してください。
なお、精密検査が必要な検査についての紹介状がある方は、そちらもお持ちになって受診してください。
当機関では、胸部X線検査等の画像検査や心電図検査については紹介状を添付していますが、血液検査、尿検査等では原則紹介状は発行しておりません。

Q3医療機関受診に必要な健康診断データ(胸部・胃部レントゲン、心電図波形等)は取り寄せ可能ですか?

健診日より5年以内の健康診断データの取り寄せが可能です。ただし、下記の条件をご了承いただける場合に限ります。
・事務手数料、送料実費が自己負担となること
・所属先の健康診断の担当者の了承が得られること
ご依頼の重複を避けるために、できるだけ健康診断の担当者から当機関へご依頼ください。
健診時の企業・団体を退職されている場合等、所属先の健康診断の担当者と連絡がとれない場合は、御本人様より当機関へご相談ください。

Q4精密検査・再検査の判定が出たのに検査を受けると異常がありませんでした。

健康診断はあくまで異常を早期に発見するためのスクリーニング検査です。
基準値からわずかでも外れると精密検査・再検査等の判定となることがあります。
受診された結果、異常がなかった場合は、引き続き定期健康診断にて経過をみてください。
健診結果について、疑問や不安のある方は、お電話にて当機関へお問い合わせください。

Q5精密検査を行った場合、結果の報告は必要ですか? 

所属先の健康診断の担当者の指示に従い、結果の報告を行ってください。
また、当機関発行の紹介状が同封されていた方のみ、健康診断の判定における精度向上のため、できるだけ精密検査結果の御返送にご協力をお願いいたします。
また、返信頂いた精密検査結果は、次回健診を受けて頂いた際の判定時にも参照させて頂きます。